金投資を始めよう!ポートフォリオに加えるだけで変わる、過去20年のデータが証明した賢い資産運用術

金投資を検討する際に、投資資金をどれくらい金に振り向けるべきかは悩みの種の1つです。そこで過去20年分のデータを使い、国内外の株式や債券といった伝統的な資産を用いた仮想ポートフォリオに金を追加した場合の潜在的な結果を分析しました。その結果、金を組み込む割合を増やすごとに、ポートフォリオの収益性が向上し、リスクが低減することが確認されました。
ポートフォリオに金を加えてみよう
金は株式や債券と異なる動きをする傾向があり、ポートフォリオに組み入れることで分散効果が高まり、投資ポートフォリオ全体が市場の価格変動の影響を受けにくくなる可能性があります。加えて、金融市場が混乱している状況でも資金の逃避先として選好される傾向にある金は、危機時の備えとしての性質も持ち合わせています。(金投資について知ろう)
実際の分散投資は米国株式と金だけではなく、国内外の株式や債券を用いて構成されています。例えば代表的な公的年金基金は基本ポートフォリオを国内債券、外国債券、国内株式、外国株式にそれぞれ25%ずつ振り分け、各資産において一定の乖離(かいり)許容幅を設けて運用しています。
図表1:金を組み入れた仮想ポートフォリオの配分比率
本シミュレーションは投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、特定の商品の購入を推奨したり、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社は一切その責任を負うものではありません。
本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
資産配分シナリオは仮定上のものであり、特定の資産配分戦略を表すことや特定の配分を推奨することを意図したものではありません。投資家それぞれの状況は異なり、資産配分の判断は、リスク許容度、投資期間、財務状況に基づいて行う必要があります。指数へ直接投資することはできません。
本シミュレーションは2005年9月1日から2025年8月29日までの仮想マルチアセット・ポートフォリオに、金への戦略的資産配分を追加した場合の潜在的な結果を検証したものです。
金を除いた基本となるベースポートフォリオは、以下の4つの資産クラスに均等(各25%)に配分をしました:日本債券、外国債券、日本株式、外国株式。それぞれのベンチマークは以下の通りです、日本債券:Nomura-BPI総合指数、外国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、為替ヘッジなし・円ベース)、日本株式:東証株価指数(配当込み)、外国株式:MSCI ACWI(除く日本、配当込み、為替ヘッジなし・円ベース)。
外国株式の指数は米国の比重が大きいため、パフォーマンスは米国市場の影響を大きく受けます。
金の配分は、既存の4資産クラスの構成比率を均等に引き下げることで実施されます。金は、円建ての現物価格(スポット価格)を基準とし、為替ヘッジの有無に応じた2つの選択肢を通じてポートフォリオに組み込まれます。
なお、金をポートフォリオに追加することによる影響は、投資家の資産配分の判断や市場のパフォーマンスなど、さまざまな要因によって異なることにご留意ください。 出所:ブルームバーグ・ファイナンスL.P.、ステート・ストリート・インベストメント・マネジメント、2025年8月29日現在。
そこで過去20年分のデータを使い、伝統的な資産を用いた仮想ポートフォリオに金を追加した場合の潜在的な結果を分析しました。金を除いた基本の仮想ポートフォリオとして、国内債券、外国債券、国内株式、外国株式にそれぞれ25%ずつ配分(ポートフォリオA)。そこから金を5%(ポートフォリオB)、10%(ポートフォリオC)、15%(ポートフォリオD)と加え、各資産の割り当てを均等に減らしたケースを検証しました。また、金は国際市場でドル建てで取引されており、円で投資をする日本の投資家は為替相場の価格変動の影響を受けることから、こうしたリスクの回避(ヘッジ)の有無についても分析しました。
図表2:仮想ポートフォリオのパフォーマンス(過去20年):為替ヘッジなし
本シミュレーションは投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、特定の商品の購入を推奨したり、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社は一切その責任を負うものではありません。
本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。資産配分シナリオは仮定上のものであり、特定の資産配分戦略を表すことや特定の配分を推奨することを意図したものではありません。投資家それぞれの状況は異なり、資産配分の判断は、リスク許容度、投資期間、財務状況に基づいて行う必要があります。
指数へ直接投資することはできません。本シミュレーションは2005年9月1日から2025年8月29日までの仮想マルチアセット・ポートフォリオに、金への戦略的資産配分を追加した場合の潜在的な結果を検証したものです。金を除いた基本となるベースポートフォリオは、以下の4つの資産クラスに均等(各25%)に配分をしました:日本債券、外国債券、日本株式、外国株式。それぞれのベンチマークは以下の通りです、日本債券:Nomura-BPI総合指数、外国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、為替ヘッジなし・円ベース)、日本株式:東証株価指数(配当込み)、外国株式:MSCI ACWI(除く日本、配当込み、為替ヘッジなし・円ベース)。
外国株式の指数は米国の比重が大きいため、パフォーマンスは米国市場の影響を大きく受けます。金の配分は、既存の4資産クラスの構成比率を均等に引き下げることで実施されます。金は、円建ての現物価格(スポット価格)を基準とし、為替ヘッジの有無に応じた2つの選択肢を通じてポートフォリオに組み込まれます。なお、金をポートフォリオに追加することによる影響は、投資家の資産配分の判断や市場のパフォーマンスなど、さまざまな要因によって異なることにご留意ください。出所:ブルームバーグ・ファイナンスL.P.、ステート・ストリート・インベストメント・マネジメント、2025年8月29日現在。
過去20年のデータを用いた検証によると、為替リスクをヘッジしない円建ての金を組み入れた場合、年率リターンは金の比率が0%で5.61%、5%で6.01%。10%で6.41%、15%で6.80%と収益率が高まる傾向がみられました。ポートフォリオ全体がボラティリティ(価格の上下への変動)によってさらされる年率リスクは金の比率が0%で9.95%、5%で9.68%、10%で9.47%、15%で9.33%と10%まで割り当てを増やす中で、ポートフォリオのリスクが低減する傾向がみられます。
図表3:仮想ポートフォリオのパフォーマンス(過去20年):為替ヘッジあり
本シミュレーションは投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、特定の商品の購入を推奨したり、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社は一切その責任を負うものではありません。
本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。資産配分シナリオは仮定上のものであり、特定の資産配分戦略を表すことや特定の配分を推奨することを意図したものではありません。投資家それぞれの状況は異なり、資産配分の判断は、リスク許容度、投資期間、財務状況に基づいて行う必要があります。指数へ直接投資することはできません。
本シミュレーションは2005年9月1日から2025年8月29日までの仮想マルチアセット・ポートフォリオに、金への戦略的資産配分を追加した場合の潜在的な結果を検証したものです。
金を除いた基本となるベースポートフォリオは、以下の4つの資産クラスに均等(各25%)に配分をしました:日本債券、外国債券、日本株式、外国株式。それぞれのベンチマークは以下の通りです、日本債券:Nomura-BPI総合指数、外国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、為替ヘッジなし・円ベース)、日本株式:東証株価指数(配当込み)、外国株式:MSCI ACWI(除く日本、配当込み、為替ヘッジなし・円ベース)。
外国株式の指数は米国の比重が大きいため、パフォーマンスは米国市場の影響を大きく受けます。金の配分は、既存の4資産クラスの構成比率を均等に引き下げることで実施されます。金は、円建ての現物価格(スポット価格)を基準とし、為替ヘッジの有無に応じた2つの選択肢を通じてポートフォリオに組み込まれます。なお、金をポートフォリオに追加することによる影響は、投資家の資産配分の判断や市場のパフォーマンスなど、さまざまな要因によって異なることにご留意ください。出所:ブルームバーグ・ファイナンスL.P.、ステート・ストリート・インベストメント・マネジメント、2025年8月29日現在。
米ドル・円相場の変動リスクをヘッジした金を組み入れた場合でも、年率リターンは金の比率が0%で5.61%、5%で5.87%。10%で6.11%、15%で6.34%と収益率が高まる傾向がみられました。また年率リスクは金の比率が0%で9.95%、5%で9.41%、10%で8.94%、15%で8.57%とポートフォリオのリスクが低減する傾向がみられます。
まとめると年率リターンは為替ヘッジなしの方が高い一方、年率リスクはヘッジありの方が一層抑えられる結果が出ています。収益性をより重視する場合には為替ヘッジなしを、ポートフォリオの耐性をより重視する場合には為替ヘッジありの戦略を取ることがも効果的かもしれません。
実際には投資家それぞれの資産配分の判断や市場のパフォーマンスなど、さまざまな要素によって変わります。しかし、改めて金がポートフォリオの収益性の改善やリスクの軽減に一定の効果を持ってきたことを踏まえると、ポートフォリオに金を組み入れるメリットを検討する必要がありそうです。
金を組入れてポートフォリオ特性を改善させる | State Street:こちらのページでは過去20年のデータを基に、金を組み入れたポートフォリオの収益性やリスクがどのように変化するかのシミュレーターがありますので、実際の変化を確認してみてください。
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本稿に示されている見解は2025年8月29日時点のSPDRゴールド戦略チームの見解であり、市場やその他の状況によって変わる場合があります。本資料には、将来の見通しと見なされる可能性のある記述が一部含まれています。その様な記述は、将来のパフォーマンスを保証するものではなく、実際の結果や展開はこれら予想とは大きく異なる場合がある点にご注意ください。
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*2025年6月末時点、ETFの運用資産総額1兆6,898.3億米ドルを含み、そのうち約1160.5億米ドルは、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・ディストリビューターズ・エルエルシー(「SSGA FD」)がマーケティング・エージェントを行っているSPDRの金の資産です。SSGA FDはSSGAの関連会社です。すべての運用資産残高は監査前の数値です。
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