女性投資家が初参加で実感!日経・東証IRフェア2026は「推し企業」と出会える場所だった【ハナミラ×ジャパニーズインベスター コラボ企画】

こんにちは!ハナミラレポーターのけいこです。前回は「日経・東証IRフェア2026」で出会った、ポンプメーカーの株式会社酉島製作所(証券コード:6363 )についてご紹介しました。今回はIRフェア全体を振り返ってみたいと思います。
IRフェア参加で変わった「投資への視点」~初心者から推し企業探しへ~
日経・東証IRフェアで酉島製作所に興味を持った私は、ニュースで豪雨による河川の増水が報じられるとポンプのことも思い出すようになりました。
それまでは、投資対象として企業を見る時は株価、決算短信での売り上げや利益などを読み、「現在がどうなのか」を追うことで精一杯でしたが、会社説明会で実際にIR担当者から説明を聞くと、企業の「誠実さ」や「社会に貢献したい」という思い、自社製品への自信と誇りが感じられ、聞いているこちら側にも熱気が伝わりました。IR資料を読むだけでは分からない「この人たちが会社を作っている」という実感があり、企業をより身近なものとして感じられるようになりました。
一方で、まだまだ分からないこともたくさんあります。今世の中で起きている地政学的リスクや気候変動などが会社の事業にどう影響するのか、規模の異なる同業他社との競争力はどこにあるのか、など、企業を応援する立場として、企業を取り巻く環境も含めての「今後」が気になるようになりました。
IRフェアに行ったことで、私の中で「推し企業」と「投資対象」の距離が少し縮まったような気がしますが、来年は投資家としてもっと成長し、質問力を上げてIRフェアに臨みたいと思います。
企業姿勢は細部に宿る!資料だけではわからないこと
取材させていただいたポンプメーカーの酉島製作所(証券コード:6363 )は世界110ヵ国以上にポンプを納入しており、普段人の目に触れない場所で水や液体を送り届けるために人間の心臓のように絶えず動き続け、インフラや産業を支えている存在。
水害や水不足の解決、脱炭素社会に向けての取り組みなど、絶えず技術を磨きながら社会貢献する姿にすっかり魅了されてしまった私ですが、実は会社説明を聞く前にも印象的だったことがありました。
日経・東証IRフェア当日、ブースに到着した際に配布されたネイビーのエコバッグ。同じネイビーの『TORISHIMA』ロゴが背中に入ったポロシャツをスタッフさんが着用されていたことが気になり、総務の方に会社のユニフォームなのか聞くと「ユニフォームではないのですが、イベント時に使用しているシャツを今回、他部署から借りています。会社のカラーはグリーンとパープルなのですが、どちらも強い色なので、エコバッグは持ちやすさを考えてネイビーにしています。」とのことでした。
会場ではたくさんのパンフレットやノベルティが配布されるため、この日は酉島バッグが大活躍してくれたのですが、シャツの社内シェアの話や、「繰り返し使うこと」を前提にエコバッグを使う人のことを考えた視点が、酉島製作所の社会貢献や環境配慮への意識と重なり、(こんなところにも企業姿勢が表れている・・・!)と後から納得し、推し株へのポイントを上げた出来事でした。
酉島製作所のマスコット『トリポン』のクリアファイルとエコバッグ。
この表情が可愛い!右はノベルティの、水に濡らすと膨らむスポンジ。
新たな投資銘柄との出会い!企業ブースで知る「意外な強みと社会貢献」
IRフェアでは企業のIR担当者や社員さんから直接お話を伺うことが出来るので、数字やデータで見ていた企業で実際にどんな人が働いているのか、どんな印象かを肌で感じることができます。
実際に訪問したロート製薬株式会社(証券コード:4527)では、子供の頃から見ていたCMの影響で目薬の会社という印象だったのですが、現在の売上の約6割はスキンケアが占めていました。
そして、印象に残ったのがきのこの生産・販売、加工品販売を事業とするホクト株式会社(証券コード:1379)。生産されている実物の「しめじ」を見た時は驚きました。そして、米国のハイエンドスーパーではホクトのぶなしめじが品質を評価され5ドル前後で販売されていました。普段食べているきのこが実は、こんなにも世界で戦っているとは!
また、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(証券コード:336A)では、自動運転向けの高精度3次元データが雪に覆われた道路の除雪作業を効率化している話を聞き、ここでもテクノロジーが人手不足などの社会問題を解決していることを知りました。今までなら「自動運転向け高精度3次元データ」と聞いてもなんとなく難しそうなイメージでスルーしていたところですが、IRフェアでは通りがかりにノベルティをいただいたことがきっかけとなり(笑)ブースのモニターに映されていた3DのMAPに興味を引かれ、会社説明をお願いするに至りました。様々な企業との出会いが投資対象を広げることにつながる、というのは面白い発見でした。

投資のきっかけにも?各社の工夫が光るオリジナル「ノベルティ」
IRフェアの会場を歩いているだけで、様々な企業から声をかけられ、配布されたり、会社説明会後にアンケートに答えるとプレゼントされるノベルティ。
私がいただいたのは、エコバッグ、クリアファイル、スポンジ、日焼け止め、付箋、ハンドタオル、ハイチュウ、ボールペン、メモ用紙、ミニノート、折り畳み傘用の超吸水マルチカバー。嬉しい♡企業の皆さん、ありがとうございます!
実はこれでもかなり少ないようで。会場で会ったハナミラの同期のみなさんは倍くらいのノベルティを手にしていました。このノベルティをきっかけに会社説明を聞くこともあるので、各社オリジナルの工夫を凝らしたノベルティを用意されているようでした。

初参加でも安心!日経・東証IRフェアを効率よく回る3つの事前準備
ここで、日経・東証IRフェアを楽しむためのポイントを3つ。
① ブースの場所は事前チェック
会場は広く、企業ブースが碁盤の目のように整然と並んでいます。それなのに、混雑もあって迷ってしまうのです!行きたい企業の場所はWEBサイトの地図で事前にチェックしておき、ざっくりと計画を立てておくことをおすすめします。
② 水分と簡単な食料は必携
会場は適温が保たれていますがブースをたくさんまわり、会社説明に集中すると喉が渇き空腹に。午後2時過ぎにコンビニへ向かうと、広い店内の食料の棚はガラガラで何もない・・・!入り口まで戻り、長蛇の列のカフェで食料にはありつけましたが、いざという時のために水分と簡単な食料は準備しておくのがおすすめです。
③ 体温調節できる羽織物を持参
会場は適温ですが、セミナー等が行われる別会場のブースは100人規模のため、冷房で肌寒いと感じることも。開催時間をフルに乗り切るには、体調管理が必須です。
女性や投資初心者でも浮かない?IRフェアのリアルな会場の雰囲気
今回「日経・東証IRフェア2026」に参加する前は、私の様な初心者が、経験も実績もある個人投資家の方々が行くようなイベントに参加して良いのだろうか?場違いにならないか?と若干不安に思っていました。でも実際に行ってみると、そんな心配は無用でした。
来場者はスーツ姿の男性が多そうなイメージがありましたが全くそんなことはなく、服装で言うならば全体的に『きれい目カジュアル』が多い印象。講演やセミナーを行う個別会場こそ男性比率が高めでしたが、企業ブースで行う説明会は老若男女さまざまで、女性一人でも参加しやすい雰囲気でした。
また、出展企業のスタッフは、会社をアピールするためにお揃いのユニフォームを着ていたり、法被を羽織られていたりするため、お祭りのような賑わいも相まって堅苦しい雰囲気は皆無でした。親しみやすいムードで企業担当者にも話しかけやすく、資料で見ていた時と、会場へ足を運んだ後の印象は全く異なりました。
そして、会場には高校生の姿も!私の隣で説明会を立ち見していた制服姿の女子高校生が、企業の説明を一生懸命ノートに書き留めている姿を見て、投資が若い人や女性にも身近な存在となり、広まっていることを感じました。
事前の勉強は不要!投資初心者こそIRフェアに「まず足を運ぶべき」理由
今回、IRフェアに参加して、一番大きかった変化は、投資に対する心理的なハードルが下がったことだと思います。ハナミラでは「推し活投資」を通じて楽しみながら資産運用を学んでいきますが、自分の知らない分野や普段直接関わることのない分野は「難しそう」「理解できなさそう」と敬遠しがちな部分がありました。特に最近の半導体など、注目されている分野にも関わらず、なかなか関心を向けることが出来ませんでした。
でも、企業をつくっているのは「人」。その人たちの考え方や価値観が、事業や会社の未来、そしてIRでの伝え方にも表れていると感じ、知らない会社を知ることへの苦手意識がなくなりました。
もし、投資を始めたばかりで「IRフェアって私にはまだ早い……?」と思っている方には、ぜひ一度、気軽に足を運んでみることをおすすめします。事前にたくさん勉強してから行く必要はありません。まず行ってみて、分からないことは、そのあと調べればいい。
むしろ私の場合、行ったことで「もっと知りたい」思いが強くなり、普段の生活の中で投資になかなか時間を割くことが出来ずにいたのですが、毎日10分でも株に触れることを意識するようになりました。
来年はできれば2日間とも参加して、IRフェアでたくさんの「推し」となる企業と出会い、資産運用につながる学びの場として活用できたらと思います!

ハナミラについて

「未来デザイン×資産運用アカデミー ハナミラ」は、株式投資を中心に、女性が自分らしい人生と資産形成を両立するための実践型スクールです。20代〜60代の幅広い世代が在籍し、累計受講者は1,200名以上。生活に根ざしたサービスや、信頼できる経営者などから企業を見つける「推し活投資」を通じて、楽しみながら銘柄分析や売買タイミングの判断力を養えます。初心者でも一歩ずつ投資判断力が身につくカリキュラムとコミュニティが特長。日本女性が経済的に自立することで、日本企業と社会にも資金が循環する——そんな未来の実現を目指しています。
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けいこ
ハナミラ歴9ヶ月。アパレルメーカーに勤務するデザイナー。個別株投資をしている家族に影響を受けて株を始めるも上手くいかず、書店でたまたま手に取った松下りせ氏の著書『恋と推し活とショッピングに学ぶ 知識ゼロからの女子株』でハナミラを知り入門。慣れない専門用語やルールに翻弄されながらも、投資を通して経済を学ぶ面白さを知る。現在はつみたてNISAと個別株に挑戦中。趣味は茶道とテニス。

