【投資初心者必見】日経・東証IRフェアで発見!私がポンプの老舗「酉島製作所」を推し銘柄にした理由【ハナミラ×ジャパニーズインベスター コラボ企画】

こんにちは!ハナミラレポーターのけいこです。投資初心者の私が先日、東京ビッグサイトで開催された日経・東証IRフェア2026に初参加してきました!
会場で初めに目に入ったのは企業ブースを囲む人だかり。その熱気に驚き、人々の視線の先に目をやると会社説明会の真っ最中。パンフレットを片手に熱心に聞き入る個人投資家たちの姿は、まるで『推し』に会いに来たファンそのもの。(え、会社説明会ってそんなに面白いの・・・?)
投資初心者にこそおすすめ!事前準備なしでも楽しめる「日経・東証IRフェア」の魅力
初心者の私は、投資対象の企業のIR情報などを覗いてみるものの、自分の生活に馴染みのない商品を扱う会社の事業内容はなかなかイメージできず、数字を追ってもいまいちピンとこない状況でした。そんな中、昨年の日経・東証IRフェアに参加されたハナミラの先輩方の楽しそうな姿を拝見し、思い切って参加することにしたのですが、これが大正解でした!
まず、難しい資料を読み込まなくても、会社説明会では10分から15分程度の時間で、IR担当者の方が事業内容や成長戦略、株主還元などをとても分かりやすく説明してくださいます。会社によっては自社商品が手に触れられる状態で展示されていますし、経営層の方から直接話を聞けるため、親近感が湧き、イメージが頭に残りやすいです。五感を使って受け取る情報は理解度が格段に違いました!
また、会場を歩いているだけで説明会への呼び込みやチラシの配布で声をかけられるため、気になった会社に説明をお願いすると、即座に個別ミニ説明会が始まるのもイベントのいいところ。今まで知らなかった企業とたくさん出会うことができるので、初心者こそ足を運ぶ価値があると思いました。
100年以上続く老舗「酉島製作所」の説明会で気づいた、市民の命と生活を守るインフラ「ポンプ」の底力
会場内を歩いていると一際高い壁と開放感のあるブースが目に入ります。立ち見の投資家たちに囲まれて盛況だったのが今回訪問した、株式会社酉島製作所(証券コード:6363)でした。
酉島製作所は100年以上続くポンプの老舗。1919年の創業当初は今のUSJがある付近の此花区酉島町にあり、その後現在の高槻市に移転されています。社名の由来はここだったのですね。
実は今回取材することになるまで、ポンプという存在が世の中でどんな役割を果たしているのか全く知りませんでした。しかし、説明を聞くうちに驚くほど身近な場所で、市民を守るために役立っているインフラだということがわかったのです。
水害対策・水不足解消・脱炭素!社会貢献と高収益を両立する理想のビジネスモデル
1つ目は水害対策。今年は全国各地で線状降水帯が発生し、記録的な大雨による水害が発生しているので、豪雨の際に近隣の河川が気になった人も多いと思います。
大雨が降ると、小さい川では水位が急上昇し、増水した大きな川から逆流が起こります。この時、河川が氾濫しないように排水機場のポンプが大きい川へ排水し、水害から街や農地を守っているそうです。ちなみに全国の河川には必ずポンプがあるそうで、その規模を想像するだけでポンプがいかに重要なものかが分かります。
また、ポンプは、『液体を低いところから高いところへ、もしくは遠くまで運ぶ機械』。『富士山より高い4200mまで運べる』、『25mプールを5秒で排水できる』という技術力の高さにも驚きました。
2つ目は水不足への貢献。世界で人間が利用できる水はわずか0.01%で、約22億人が安全な飲み水を利用できず、人類の約半数が水不足に直面しているそうです。メディアでも人口増加による未来の水不足への懸念を目にしますが、これを解決するのが『海水淡水化プラントポンプ』。造水量トップ20の海水淡水化プラントのほとんどにポンプを納入されているとのことで、酉島製作所の技術が人類の問題を解決し、世界中の人々の生活に貢献しているということに胸が熱くなりました。このような実績から経済産業省の『グローバルニッチトップ企業100選』に認定されています。
3つ目が脱炭素社会への貢献。日本の総消費電力のうち、31%がポンプによる消費電力で、CO2排出量は約11億トン中1億トン以上とのことですが、ポンプは先にあげた排水機場や海水淡水化だけでなく、ビルや商業施設、農業用ポンプ場、発電所、化学工場、浄水場、下水処理施設などあらゆる場所で活躍している分、環境への影響も大きいとのことです。
酉島製作所では、ポンプが省エネを実現すると日本全体の消費電力を抑え、CO2の削減につながるという考えのもと、世界最高水準の効率と省エネ性能を持つ『スーパーエコポンプ』を開発し、省エネ大賞の最高位『経済産業大臣賞』を受賞しています。まさに逆転の発想ですが、それを実現されているところが本当にカッコいい・・・!!
また、このポンプが業界で唯一、補助金の対象機器として認定されているため、クライアントにとっては初期投資費用の1/3を抑えられ、酉島製作所にとっては優位性が高くなるという、脱炭素社会に向けた取り組みとしても、収益の面でも理想的なサイクルを描いていると感じました。
私は婦人衣料に関わる仕事をしていますが、衣料品も原材料調達から最終の廃棄に至るまでの過程でCO2排出量が多いのが現状です。衣料品自体もリユースやリサイクルを含め、サステナビリティに対する様々な取り組みが行われていますが、今回、酉島製作所の取材をしたことで、自らの仕事に対しても改めてもっと深掘りし、考えてみたいと思うようになりました。
砂漠を緑の農地へ!エジプトの国家プロジェクトを支える巨大ポンプの衝撃
お話の中で、規模が大きくワクワクしたのがエジプト国家プロジェクト「ニューデルタ計画」。改めて調べてみたのですが、広大な砂漠を農地に変えるため、酉島製作所の巨大な灌漑用ポンプが49台納入され、すでに稼働が開始されており、約92万ヘクタールの農地灌漑で不毛の砂漠を実り豊かな大地へと激変させている写真は衝撃的なものでした。
さらに、エジプト政府は農地面積を現在の4倍にあたる約336万ヘクタールまで拡大する国家計画を発表していて、酉島製作所はアフリカ最大級のインフラ事業の中核パートナーとして、アフリカの食料自給率向上や国民の安定した暮らしの実現などに深く貢献していくことが発表されています。
今回の取材を通して、ポンプという機械がこんなにも身近にあること、そして酉島製作所は私たちが知らない、とてつもなく大きな規模で世界に影響を与え、貢献していることに深く感動しました。
そして、株式投資をすることは、投資を通じて社会貢献する会社を応援できることだと、改めて学ぶことができました。日経・東証IRフェアに参加する前は、投資を通じて経済的に豊かになる、という面ばかり見ていたように思いますが(笑)、酉島製作所が私の推し株になり、株式投資の新たな魅力を見せてくれました。引き続き、酉島製作所を追いかけていこうと思います!
酉島製作所さん、ありがとうございました!
ハナミラについて

「未来デザイン×資産運用アカデミー ハナミラ」は、株式投資を中心に、女性が自分らしい人生と資産形成を両立するための実践型スクールです。20代〜60代の幅広い世代が在籍し、累計受講者は1,200名以上。生活に根ざしたサービスや、信頼できる経営者などから企業を見つける「推し活投資」を通じて、楽しみながら銘柄分析や売買タイミングの判断力を養えます。初心者でも一歩ずつ投資判断力が身につくカリキュラムとコミュニティが特長。日本女性が経済的に自立することで、日本企業と社会にも資金が循環する——そんな未来の実現を目指しています。
ハナミラ公式サイト
けいこ
ハナミラ歴9ヶ月。アパレルメーカーに勤務するデザイナー。個別株投資をしている家族に影響を受けて株を始めるも上手くいかず、書店でたまたま手に取った松下りせ氏の著書『恋と推し活とショッピングに学ぶ 知識ゼロからの女子株』でハナミラを知り入門。慣れない専門用語やルールに翻弄されながらも、投資を通して経済を学ぶ面白さを知る。現在はつみたてNISAと個別株に挑戦中。趣味は茶道とテニス。
