50代以降の投資は“ドライブ”をイメージ?新NISAで投資先を選ぶ際の注意点

2024年から始まった新しい制度「新NISA」。資産を増やすため、何に投資すればいいのか悩んでいる人は多いかもしれません。YouTubeチャンネル『金丸【元ブラック企業会社員の節約・貯金と投資】』から今回選んだ動画では、金丸氏が“失敗しない銘柄の選び方”について解説。とくに“50代以上”の人にとって重要な回となっています。
“4つの株価指数”のリターンとリスクは?
まずは新NISAで人気の株価指数「オルカン」「S&P500」「NASDAQ100」「FANG+」について、中身とリターン・リスクを紹介した金丸氏。オルカンは先進国23カ国、新興国24カ国の約3000銘柄に投資できるのが特徴です。直近5年の成績は、リターンが19.8%でリスクは13.95%。リターンをリスクで割ったシャープレシオは1.41となっています。
S&P500はアメリカを代表する500社に分散投資できる有名な商品。世界をリードするテック企業や金融企業を中心に投資することができます。過去5年の成績はリターン22.4%、リスク15.98%、シャープレシオ1.46。上位10銘柄はエヌビディアをはじめオルカンとほぼ同じで、構成比率はオルカンより少し高い程度です。
NASDAQ100については、金丸氏いわく「今後市場を引っ張っていく可能性がある革新的な企業100社に投資できる」のが特徴。赤字企業だとしても今後成長する可能性があり、「中長期で見るのが大切」だといいます。なおNASDAQ100の過去5年の成績はリターン22.2%、リスク20.41%、シャープレシオ1.09。
最後のFANG+は、FacebookやAmazonなど世界が注目する米国企業10銘柄に均等投資する株価指数です。過去5年の成績はリターン30.64%、リスク26.65%、シャープレシオ1.21となっていて、金丸氏は4つの株価指数を比較した結論として「基本的には分散が効いているほどリターンも少なくなりリスクも少なくなる」「リスクとリターンはトレードオフということ」と説明していました。
50代以降は無駄な“事故”に注意!
続いて金丸氏は、50代以降で「結局何に投資したらいいのか」と悩んでいる人に向けてアドバイスを送っています。金丸氏によれば“ドライブ”をイメージすると分かりやすく、まずは自分の立ち位置を踏まえて目的地(老後の生活水準)がどこなのかを加味。そこから車種(投資商品)を決めることが大切なのだそう。
例えばFANG+に投資するとして、20~30代であればスタート地点で事故(損失)が起きたとしても「巻き返せる時間がある」と金丸氏は語っています。50代だと目的地が近づいてきているかもしれないのに、無駄な事故によって老後資金を貯めるどころか、貯めていたものがなくなってしまうかもしれません。金丸氏は「それを認識せずにリスクを背負いすぎて投資するのはマジで危険」と警鐘を鳴らしました。
また、金丸氏は「リスクを加味すると見える景色が全く変わってくる」といいます。ポイントは、ドル基準によってドルが強いか弱いかで評価額が増減するということ。S&P500、NASDAQ100、FANG+はほぼ100%米国株であり、為替リスクはドル・円のみで分散はできません。
一方オルカンは米国メインとはいえ全世界に分散されているため、リスクは比較的他の3銘柄と比較すると分散が効いているというのが金丸氏の考え。50代以降の投資は、できるだけリスクを抑えた上で資産形成していくことが大切だと説明しています。
攻めと守りを組み合わせた「コアサテライト戦略」
50代の投資は残り時間・資産状況・経験値によって、何にどれだけ投資すればいいのか選択肢が変わってくるという金丸氏。焦って早くお金持ちになろうとするのではなく、「ゆっくりお金持ちになる覚悟を決めること」を意識すべきだといいます。
その上で金丸氏が勧めたのは、“守りの資産(コア)”と“攻めの資産(サテライト)”を組み合わせた「コアサテライト戦略」。「もしある程度老後資金の目途が立っている人ならコアを現金・債権で厚めに持ちつつ、サテライト部分はオルカンを置くのもいいかもしれない」と語っていました。
金丸氏いわく、投資は目的ではなくあくまで手段。現在地と目的地を確認しながら、“幸せな人生”を手に入れられる投資先が見つかったらいいですね。
金丸
新卒で残業100時間超えのブラック企業に5年勤務。できた貯金はわずか10万円(別に借金あり)でお金の知識も皆無だった。ブラック企業脱出後はお金の書籍を50冊以上読んで勉強を重ね、今では年200万円貯金ができるように。2025年末には貯金額4,000万円を達成した。時間がなく苦しんでいるサラリーマンの生活が少しでも良くなるように、「サラリーマンが今すぐできる・将来のお金が増える」をコンセプトにしたYouTubeを運営中。かつての自分のように苦労している人の人生を少しでも好転させるべく、情報発信を続けている。
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@kanemaru19
