日経・東証IRフェア2026で気づいた銘柄発掘のコツ!「知っている会社」と「会社を知る」の違いとは?【ハナミラ×ジャパニーズインベスター コラボ企画】

あえて「知らない会社」のブースへ!IRフェアの新しい回り方
こんにちは。ハナミラレポーターののぞみです!
今回は「ハナミラ×ジャパニーズインベスター コラボ企画」で、「日経・東証IRフェア2026」に参加してきました。昨年もこのフェアに参加したのですが、そのときは主に名前を知っている企業のブースを回りました。ところが、知っている会社の説明を聞いているはずなのに、「そんな事業もしていたんだ!」と驚くことが何度もあったのです。
社名を知っていることと、その会社を知っていることは、どうやら同じではない。昨年の参加を通じて、そう感じました。そこで今年は、少し作戦を変えてみることに。あえて、知らない会社を中心に回ろうと決めました。有名企業のブースも、もちろん気になります。ただ、人気のブースに長い時間を使うより、せっかくならできるだけ多くの企業を知りたい。そんな気持ちで会場を回りました!
社名や知名度だけじゃない!個人投資家目線でのブース選びの基準
事前に分かるのは、基本的には出展企業の社名です。私も最初は、名前を見たことがある会社や、仕事を通じて聞いたことがある会社に目が向きました。関西在住なので、関西に拠点がある会社にも、つい親近感を覚えます。
でも実際に会場を歩いてみると、社名以外にもブースを選ぶヒントがたくさんありました。各ブースには、事業や製品、配当、株主優待など、その企業が個人投資家に伝えたいことが大きく掲げられていることが多く見られました。会社を知らなくても、まずはそこを見てみると、「これは何だろう」「少し話を聞いてみたい」と思える入口が見つかります。
私が気になるのは、「何をしている会社なのだろう」ということ。ブースを見て事業内容が気になったら、そのまま会社説明も聞いてみる。今回はそんなスタイルで回りました。
もちろん、興味を持つポイントは人それぞれです。配当や株主優待を重視している方なら、それを大きく掲げているブースから回るのも一つの方法だと思います。たくさんの企業が集まるIRフェアだからこそ、自分が知りたいことを入口にすると、ぐっと回りやすくなると感じました。
身近なBtoC企業に発見あり!知っている会社の「知らない事業」
会場で改めて気づいたのは、社名や商品を知っていても、事業内容まで詳しく知っている会社は意外と少ないということです。例えば、きのこでおなじみの食品メーカー。米国では、エリンギにチーズをのせて焼くレシピが広がっていることや、エリンギがハイエンド層向けに6ドル(約950円)ほどで販売されていることを聞きました。
日本では身近な食材でも、海外に行けば売り方もターゲットも違います。普段からよく知っている商品なのに、海外でどのように売られているのかまでは、考えたことがありませんでした。こうした一歩踏み込んだ話を聞けるのも、IRフェアならではだと感じます。
別の食品メーカーでは、冷凍弁当がまだ広く知られていない一方、熱心なリピーターに支えられていることを知りました。パスタについても、「アルデンテが本当に一番よいのか。もっとよい食感があるのではないか」と考え、現在はもちもちした食感の商品を販売しているそうです。実は私もそのパスタを食べたことがあります。日本人になじみやすいもちもちした食感で、私自身もおいしいと感じていました。
BtoC企業は、商品を見たり使ったりした経験がある分、興味を持ちやすい存在です。でも、「この商品を知っている」というだけでは、会社全体を知ったことにはなりません。
その商品が事業の中でどのくらいの割合を占めているのか。ほかにはどんな事業を行っているのか。そこは、やはり調べてみなければ分かりません。身近な会社だからこそ、分かっているつもりになってしまう。そのことにも気づかされました。
BtoB企業も実は身近!日常生活や仕事に潜む投資のヒント
一方、BtoB企業には、社名も事業も初めて知る会社がたくさんありました。普段の生活では商品名を見る機会が少ないため、ブースの掲示や説明を通して、初めて「こんな仕事をしている会社なんだ」と分かることも多くあります。
なかでも驚いたのは、私の勤務先の製造工程で使用している機械を作っている会社が出展していたことです。その機械に関わる事業についても説明がありましたが、会社の主な事業は、私がまったく知らないものでした。
仕事を通じて製品との接点があっても、その会社全体を知っていたわけではなかったのです。「知っている会社と出会った」と思ったら、実はその先に、知らない事業がいくつもありました。
社名を聞いたことがある。商品を使ったことがある。仕事で製品に触れたことがある。こうした接点は、その会社に興味を持つきっかけになります。ただ、そこで終わらずにもう一歩先を見てみると、これまで知らなかった会社の姿が見えてくるのだと思います。
女性の姿も増加!身近な商品から広がる企業分析の第一歩
私が参加した29日の会場は、多くの来場者でにぎわっていました。昨年より出展ブースが増えたことに加え、それ以上に参加者が多いのでは、と感じるほどの熱気でした。
会場全体では男性が多く、年代も比較的高めの方が目につきました。一方で、女性の参加者ももちろんいます。特に、見たことのある商品を扱うBtoC企業や、事業をイメージしやすい企業のブースでは、女性の姿も多いように感じました。
これはあくまで、私が会場を歩いた中での印象です。ただ、私自身も身近な商品があると、「この会社はほかに何をしているのだろう」と興味を広げやすくなります。投資についてまだ詳しくなくても、普段使っている商品なら、企業を知る最初の入口にしやすいのではないでしょうか。
そして、知っている会社の説明を聞いた後は、ぜひ近くにある知らない会社にも目を向けてみてほしいです。身近な企業だけで終わるのは、少しもったいない。自分では検索しなかった企業や事業と偶然出会えるのも、会場型のIRフェアの楽しさだと思いました。
参加費無料で直接質問!リアルなIRイベントに参加する最大の価値
投資先の企業について気になることがあっても、個人投資家が企業の方に直接質問できる機会は、実はそれほど多くありません。株式を購入して株主総会へ出席する方法もありますが、普段の生活の中で気軽に話を聞ける場は限られています。
その点、IRフェアでは会社説明を聞くだけでなく、分からなかったことや、もう少し知りたいことをその場で質問できます。ホームページや資料に書かれている情報だけでなく、企業の方の生の声を聞けることにも、大きな価値を感じました。
しかも参加は無料です。知らない会社と出会い、気になったことを質問し、企業の方と直接交流できる。私にとっては、参加しない理由が見当たらないほど、ありがたい機会です。
今回、知らない会社を中心に回ろうと決めたことで、これまで接点のなかった事業を知ることができました。同時に、知っている社名や製品についても、自分が見ていたのはその会社の一部分だったのだと改めて気づきました。
IRフェアは、その場ですぐに投資先を決めるためだけの場所ではありません。知らなかった企業に出会い、「もう少し調べてみたい」という気持ちを持ち帰る場所でもあります。
私もこれから、こうしたリアルイベントを探して参加しながら、少しずつ企業を知る機会を増やしていきたいと思います。
ハナミラについて

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のぞみ
ハナミラ歴2年 工学系院卒でメーカー勤務の会社員。将来への不安から投資を始めました。投資を通じて多様な企業の技術や取り組みに触れ、モノづくりに込められた思いを知ることで、日本の可能性を再認識。社会貢献は働くことだけでなく、投資で企業を応援することも自分にできる一歩だと感じ、日々学びを深めています。

