在籍15年超国会議員にサポーター500人課す
立憲民主党の岡田克也幹事長は13日の記者会見で常任幹事会で党勢拡大へ立憲のサポーター確保へ15年以上の在籍国会議員には従来よりも100人多い500人の確保を、それ以外の国会議員は400人、自治体の県会議員や政令指定都市の市議レベルで50人、市町村議員などに対しても、それぞれ目標の数値を示して「従来よりも厳しくノルマを課した」と発表した。
また衆院選に向けて「勝てる候補」を立てることを大前提にしているとし「今の時点で170台だ」とした。岡田氏は「180ぐらいまでは数えられる。レベルを問わなければ出すのは難しいことではないが、勝てる可能性のある人にこだわりたい」と今後も人選を慎重に行っていくことも強調した。
会見で自民党の裏金問題については、参院政治倫理審査会への出席議員が3名ということに対して「3名というのは出席議員の第1弾だと受け止めている。それで終わる話ではないと考えている」と他の議員についても政倫審で説明責任を果たすよう求めた。
参院政倫審には今のところ参院議員の中で裏金額ナンバー3の世耕弘成前参院幹事長(1542万円)、ナンバー2の橋本聖子元五輪担当大臣(2057万円)、12番目の西田昌司参院議員(411万円)が出席するとしている。一方、立憲など野党は裏金を受けた参院議員31人全員の出席を求めている。
岡田氏は衆議院政治倫理審査会についてもキーパーソンとされる下村博文元文科大臣が出席するとしたことには「評価する」としたうえで「なぜ出席者が1人なのか、疑問が残る。総理の姿勢も後退しているのではないか」と疑問を提起した。(編集担当:森高龍二)
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