「大江氏亡くなられ、寂しい」永岡文科大臣
永岡桂子文部科学大臣は14日の記者会見で、ノーベル文学賞受賞作家で、平和・護憲活動にも取組んできた大江健三郎氏が逝去したことに「日本の文学界の中で大きく日本文学に貢献されてきた方で、亡くなられたとお聞きした時、寂しく感じた。心よりお悔やみ申し上げたい」と話した。
大江氏は作家・川端康成氏に次いでわが国2人目のノーベル文学賞受賞者。大江氏の作家活動は国際的にも大変高く評価されていた。我が国の文化史にとって特筆される方であった」と高評した。
永岡大臣はおよそ30年前の私事として「自宅が(大江氏の住まいの)近所にあったらしく、自転車で買い物に行く途中、大江さんが(長男)光さんとともに歩いておられたのにばったり遇った」と紹介し「光さんと一緒に歩いていらっしゃるんだな、とその印象が大変おおきくて、今回の訃報に接し、大変寂しく思っています」と話した。光氏は知的障害を抱えている。
大江氏は愛媛県出身。今月3日午前3時過ぎに老衰のため亡くなられた。88歳だった。1958年に「飼育」で芥川賞を受賞。1994年にノーベル文学賞を受賞した。東日本大震災での東電福島第一原発事故後には脱原発の必要も訴えた。(編集担当:森高龍二)
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