寺田総務大臣辞職、政務3役巡る問題いとまなし

2022年11月22日 6時58分

 政治と金の問題で野党から追及されるなか、昨年の衆院選で運動員に違法な報酬を渡したとして東京地検に刑事告発されている寺田稔総務大臣が20日、辞職。岸田内閣は短期の間に経済再生担当大臣、法務大臣、総務大臣と3閣僚交代の異常事態になっている。

 今後さらに、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関係者が多いとされる後援会(俊世会)をめぐる問題などを抱える井野俊郎防衛副大臣や同性愛者は生産性がないとの考えを示している杉田水脈(みお)総務大臣政務官、統一教会の関連団体から入会することも条件にした事実上の「政策協定」(国政選挙での推薦確認書)にサインした大串正樹デジタル副大臣と山田賢司外務副大臣、推薦状を受け取った木原誠二官房副長官などへの追及が予想されるなど岸田内閣政務3役を巡る問題にいとまがない。

 岸田総理は20日の記者会見で「寺田大臣から補正予算、被害者救済新法など、重要課題処理の最終段階を迎えている時に、自らの政治資金に関する質疑が続くことで、悪影響を与えたくないと辞任の意向が示された。年末にかけ、補正予算、被害者救済新法、防衛力強化、コロナ対策など、更に当初予算編成もある」と説明し「これを認めた」と述べた。

 そのうえで「国会中、相次いで閣僚が辞任することとなり、深くお詫び申し上げます。私自身、任命責任を重く受け止めており、一層の緊張感を持って、政権運営に当たっていく」と述べ、後任の総務大臣は21日午前中に発表するとした。(編集担当:森高龍二)

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