個人投資家のための
統合報告書を読み解く
3つのポイント

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個人投資家のための統合報告書を読み解く3つのポイント
株式投資で成功したいなら、
企業の「本質」を見抜く必要があります。

財務諸表だけではわからない、
企業の真の姿を理解するために、
「統合報告書」を活用しませんか?

しかし…
統合報告書ってどこを見ればいいの?専門用語が多くて難しそう…

「統合報告書」は、四季報や決算短信では
読み解けない
詳細な情報や、
投資判断だけでなく、
転職・就職活動にも役立つ情報が満載です。
このページでは統合報告書の
賢い読み解き方を解説します。

統合報告書の読み解く
3つのポイント

トップメッセージ

社長の成長に関する熱い想いを読み解くには、
トップメッセージの中でも特に
以下のポイントに注目してみましょう。

  1. check1

    経営理念や
    ビジョンとの関連性

    トップメッセージで語られている内容が、
    会社の経営理念やビジョンとどう結びついているのか︖
    具体的な行動指針や将来像を提示しているか︖

  2. check2

    現状認識と
    課題への言及

    会社を取り巻く事業環境や社会情勢をどのように捉えているか︖
    どのような課題を認識し、どのように克服しようとしているのか︖

  3. check3

    熱意や
    将来への展望

    事業や会社、従業員、顧客、社会に対する情熱が感じられるか︖
    将来的に会社をどのように成長させ、社会に貢献したいと考えているのか︖

読み解く
上でのヒント

過去のトップメッセージと比較してみることで、変化や一貫性が見えてきます。
でもトップメッセージを読むのは大変…そんな時は生成AIを活用すれば、
簡単にトップメッセージの要約をつくってくれますよ。
例えば、要約したい企業の統合報告書のPDFをダウンロードして、
PDFを生成AIに添付して「トップメッセージの要約をつくって」と依頼するとか要約文が生成されます。
出された回答に対して気になる点があったら追加い質問を何度もしていくとより理解が深まります。

価値創造プロセス

統合報告書では、価値創造プロセスを図解で示していることが多いです。
複雑そうに見えますが、ポイントを押さえれば読み解くことができると思います。

統合報告書における「価値創造プロセス」とは

企業が事業を通じて、利益の最大化だけでなく、社会や地球環境への貢献といった、目に見えない価値も生み出し、それを大きくしていく道筋を示すものです。企業の将来性や潜在的なリスク、描いている戦略、そして周りの様々な人々との繋がり方を理解する上で、とても大切な視点となります。

統合報告書における「価値創造プロセス」とは
  • インプット

    何を使って
    価値を生み出す?

    インプット

    会社は、ヒト・モノ・カネ・情報といった様々な経営資源を投入して、価値を生み出します。
    ヒト:社員一人ひとりの能力や経験、熱意
    モノ:工場や設備、原材料
    カネ:資金、投資
    情報:技術、ノウハウ、データ

  • ビジネス活動

    どんな活動で
    価値を生み出す?

    ビジネス活動

    会社は、様々な事業活動を通じて、商品やサービスを提供し、顧客に価値を届けます。それぞれの活動がどのように連携し、価値創造に貢献しているのかが分かります。

  • アウトプット

    どんな価値を
    生み出す?

    アウトプット

    会社が生み出す価値は商品やサービスだけではありません。
    顧客への提供価値:高品質な商品や便利なサービス
    社会への貢献:雇用創出、地域貢献、環境保護
    株主への還元:配当、株主優待

  • 成果

    価値創造の結果は
    どうなった?

    成果

    会社の価値創造活動が、最終的にどのような成果に繋がったのかを確認しましょう。
    財務的成果:売上増加、利益向上、
    株価上昇非財務的成果:顧客満足度向上、従業員エンゲージメント向上、ブランド価値向上

読み解く
上でのヒント

図表を参考に、全体像を把握しましょう。
各要素がどのように関連しているのか、因果関係を意識しましょう。
価値創造プロセスを読み解くことで、会社の強みや成長性を見極め、
より的確な投資判断を行うことができます。

人的資本開示

会社を動かすのは「人」!会社にとって、従業員一人ひとりが貴重な「資本」であり、
その能力や経験、知識、そしてモチベーションが、会社の成長を大きく左右します。

  • 従業員を大切にしている
    会社かどうか

    従業員の教育や働きがい、健康に配慮している会社は、優秀な人材を獲得しやすく、長く活躍してもらうことができます。

    • ・人材育成:どんな研修制度があるの?従業員のスキルアップを支援している?
    • ・働きがい:やりがいを感じられる?働きやすい環境?
    • ・健康配慮:どんなサポートがあるの?心身ともに健康でいられる?
    従業員を大切にしている会社かどうか
  • 多様な人材が活躍している会社かどうか

    多様な人材が
    活躍している会社かどうか

    女性、外国人、障がい者など、様々な人が活躍できる会社は、より多くのアイデアを生み出し、変化に対応することができます。

    • ・働きがい:従業員は仕事にやりがいを感じている?働きやすい環境?
    • ・多様性:女性や外国人も活躍している?
    • ・企業文化・理念:どんな理念を掲げている?共感して働ける文化?
  • 将来も成長が
    期待できる会社かどうか

    人材育成に力を入れている会社は、将来を担う人材を育てることで、持続的な成長を続けることができます。

    • ・人材の定着率:どんな取り組みがあるの?社員が長く活躍できる?
    • ・財務の健全性:どんな状況なの?将来の成長を支える基盤は?
    • ・サステナビリティへの取り組み:何を目指している?社会とともに成長できる?
    従業員を大切にしている会社かどうか
読み解く
上でのヒント

数字だけでなく、従業員の声や事例なども参考にしましょう。
会社のホームページや採用情報なども見てみましょう。
人的資本情報を読み解くことで、会社の「人」に関する魅力や ポテンシャルを見極め、
より的確な投資判断を行うことができます。

個人投資家のための
統合報告書チェックリスト5選

~ 下記チェックリストを横に
置きながら統合報告書を読んでみよう ~

統合報告書から「推し企業」を
見つけるための
5つのチェックポイント!

  • 1

    ワクワクする未来予想図

    • 企業理念やビジョンに共感できるか?
    • どんな未来を目指しているのかわかるか?
    • その未来に自分も投資したいと思えるか?
  • 2

    頼れるビジネスモデル

    • ビジネスモデルは理解しやすいか?
    • 収益の柱は何か?
    • どんな強みで勝負しているのか?
  • 3

    成長を支える人材

    • 従業員を大切にしているか?
    • 多様な人材が活躍できる環境か?
    • 人材育成に力を入れているか?
  • 4

    社会とのつながり

    • 環境問題への取り組みは?
    • 地域社会に貢献しているか?
    • 社会全体に良い影響を与えているか?
  • 5

    正直で誠実な経営

    • 経営陣のメッセージは信頼できるか?
    • 財務状況は健全か?
    • 企業全体として実な姿勢を感じるか?

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