NCD株式会社に注目!日経・東証IRフェア2025で感じた株式投資の魅力【ハナミラ×ジャパニーズインベスターコラボ企画】

初心者でも安心!日経・東証IRフェア2025で学ぶ資産形成の第一歩
こんにちは!ハナミラレポーターの賢城まいです。この度はじめて、日経・東証IRフェアに参加してきました。朝から会場には多くの人が集まり、スタッフの方の対応もスムーズでフェアそのものをお祭りのように楽しむことができました。
特に私が驚いたことは、ベビーカーでの来場や、親子で来場されている方の多さ。参加前に、雰囲気を感じたく、過去に開催されたフェアの写真を見たところ、男性の来場が目立っていたからです。
多くの国民にとって投資がだんだん身近になってきているのを、ひしひしと感じました。
はじめての参加でも、一人参加でも大丈夫。景品がもらえるスタンプラリーがあったり、経済キャスターによる出展ブースツアーがあったり、著名人やエコノミストが株式投資に役立つ情報を発信する講演会があったり、自分に合わせて思い思いに楽しむことができるのが魅力です。
もちろん、お目当ての企業があるなら直接、代表取締役社長に質問だってできちゃいます。
玄人がバンバン質問しているから「自分なんて」と臆する必要もないです。担当者と1対1で話すことができるので、他の人を気にすることもありません。レベルが低いとか、あれこれ考える必要なし。
予備知識がなくても、問題ありません。どのブースも「〇〇ってご存知ですか?」といったところから丁寧に説明してくれます。
私も今回のIRフェアではじめて知った企業はたくさんあります。特にBtoBの企業であれば、聞き馴染みのない企業も多くあります。自分がこれまであまり関わってこなかった分野の業態を知るきっかけにもなりますし、さまざまな企業の姿を一度に見ることができるのもいいなって思いました。
NCD株式会社を徹底解説:ITと駐輪場システムで安定成長
今回のフェアで訪れたのは、NCD株式会社です。東証スタンダード市場に上場しているIT関連事業・パーキングシステム(駐輪場)事業を展開する会社です。
正直なところ、私は今回の日経・東証IRフェア2025に参加するまでは、パーキング業界、特に自転車のパーキングシステムに関しては全く知らない領域でした。よく考えてみると、駐輪場が整備されていなければ、ちょっとしたスペースや空き地などに自転車が乗り捨てられたりすれば、その街の治安や雰囲気にも関係してくるなと思いました。
NCD株式会社は、もともと、ITの会社であったところから、システム開発などにより培った技術・ノウハウを活かし、駐輪場運営を自動化・省力化するパーキングシステム事業を展開しています。駐輪場運営では、まだまだ自治体を中心に駐輪場スタッフが紙で管理しているところも多いそう。確かに、雇用を生んでいる側面はあると思います。しかし、持続可能かといった問題もあるため、自治体、民間含めNCDの駐輪システムを積極的に導入していると伺いました。
放置自転車の解消に寄与し、利用者が使用したい場所の検索から契約まで全てWEBで完結する点(特に月極駐輪場のECOPOOL)は、ユーザーとして非常に便利だと感じました。また、人が要らないため人件費のコスト削減にもなっています。
私が「投資先」として魅力に感じたことは、ストック売上比率が約80%、売上高が事業ごとに均等な比率であるということです。
例えば、コロナ禍のような時期であれば、自転車の利用も下がると思われます。しかし、異なる事業領域であるIT関連事業があり、売上比率に大きな偏りがあるわけではないため、どちらかの事業が落ち込んだ時に、もう一方が支えられるため、会社の安定につながっていると感じました。ストック売上比率が高いことも、安定した収益が見込めるため魅力です。
月極駐輪場であれば、新生活が始まる春先に解約が多いというお話がありましたが、反面新たな利用者の獲得にもつながる時期で循環しているため、大きく下がることは考えにくいと感じました。
実際、月極の駐輪場はなかなか空かないのが実情だそうです。
またNCD株式会社の最新情報として、長崎県にオフィスを構え現地での雇用創出などを通じた地方創生への取り組みがあります。個人的に、地方創生への取り組みをしていることもあり、引き続き注目していきたいと思いました。
NCD株式会社は東京都品川区に本社があるのですが、九州現地で積極的に採用活動を行い、人材獲得やコスト抑制の取り組みも行っているようです。
個人投資家が注目すべきポイント:IR活動で見えるNCDの魅力
個人投資家の立場からすると、企業が私たちに目を向けてくれているかどうかで、その企業への印象は大きく変わります。やはり個人投資家を意識してくれている企業には好感が持てますよね。私の場合、各地で説明会を開いている企業を見ると、まずはその企業を知ってみようという気持ちになりますし、自然と知る機会も増えていきます。
一方で、機関投資家だけに向けた姿勢だと感じる企業は、投資対象から外してしまいます。こうした姿勢は、IR情報の更新の仕方などからもうかがい知ることができるものです。
NCD株式会社の場合は、今年から、株主向けの駐輪場見学会も実施するようです。双方向のコミュニケーションが取れる場が提供されているのは、株主にとって良い点ではないでしょうか。
私はあまり、株主優待で投資先を決めることはないのですが、株主優待をきっかけに投資をはじめられる方も増えているようです。嬉しいことに、NCD株式会社でも株主優待制度が導入されています。保有株式数と継続保有期間によって内容は異なりますが、QUOカードが贈呈されます。QUOカードは誰にとっても使いやすく、嬉しい優待内容だと思うので、優待の内容から見るのも良いですね。
まずは、こういったIRフェアに参加し様々な企業に触れてみることをおすすめします。各社のカラーに直接触れることもできますし、資料だけではわからないことも感じ取れます。
魅力を自ら探しにいくという視点が、個人投資家にとっては大切なことだと私は考えます。
会社の役員やIR担当者と「直接話せる」ことは、投資先を判断するうえで大きなヒントになります。数字や資料だけでは伝わらない企業の姿勢や熱意を感じ取れるのも、IRフェアならではの魅力です。こうした機会を積極的に活用することで、より納得感のある投資判断につながるのではないでしょうか。
投資初心者からベテランまで!IRフェア参加で得られるメリットとは
私自身、今回がはじめての日経・東証IRフェア参加でしたが、多くの人が足を運ぶことで「投資に関心を持つ人がこんなにいる」という事実を、主催者や企業に伝える大きな機会になると感じました。
投資人口が増えれば、個人投資家にとってもメリットは広がります。日本株に投資することは企業を応援することにつながり、ひいては日本全体を応援することにもなると私は考えています。これは個人レベルに置き換えても同じで、自分が豊かになれば周りへも波及し、その広がりが日本の豊かさを押し上げていけるのだと思います。
投資を始める理由は人それぞれですが、「投資で豊かになりたい」という思いは多くの人に共通しているはずです。
私自身はハナミラに所属していることで、多くの女性投資家と交流する機会に恵まれました。一人では投資を続けるのが難しいと感じていた私も、仲間の力を借りて今では株式投資を趣味と呼べるまでになっています。ハナミラには同じように投資を楽しむ仲間がいて、ときに和気あいあいと、ときに真剣に意見を交わしながら学び合っています。
また、このIRフェアに参加した女性投資家仲間は、本当にフェアそのものを楽しんでいました。なんとなく、投資って難しそうとか、漠然と怖いと思っている方もいらっしゃるかもしれません。それは、きっと正しく知っていくことで解消していけるものです。正しく知っていくために、日経・東証IRフェアを大いに活用していくと良いと思いました。
ハナミラについて

「未来デザイン×資産運用アカデミー ハナミラ」は、株式投資を中心に、女性が自分らしい人生と資産形成を両立するための実践型スクールです。20代〜60代の幅広い世代が在籍し、累計受講者は1,200名以上。生活に根ざしたサービスや、信頼できる経営者などから企業を見つける「推し活投資」を通じて、楽しみながら銘柄分析や売買タイミングの判断力を養えます。初心者でも一歩ずつ投資判断力が身につくカリキュラムとコミュニティが特長。日本女性が経済的に自立することで、日本企業と社会にも資金が循環する——そんな未来の実現を目指しています。
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賢城まい
ハナミラ歴2年。薬剤師。
婚活中恐喝被害をうけ、婚活やパートナーシップに悩む女性の幸福に貢献したいと強く考えるようになる。その経験から、他者に振り回されない、自分にしか創れない軸を習得し、一生モノの人生の土台を確立するマンツーマンコーチング提供。逆境でも、再気力=レジリエンスで、自身を立て直せる女性の輩出を目指し活動。 地方創生活動、四国ウーマンサミットクルー。現在、株式投資は趣味となっている。
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