日経・東証IRフェア2025に参加してみて──推し活投資家が出会った株式会社TAKARA&COMPANY【ハナミラ×ジャパニーズインベスターコラボ企画】

投資初心者として初参加した「日経・東証IRフェア2025」
こんにちは。ハナミラかずよです!
私は女性投資家コミュニティ「ハナミラ」に所属し、投資を学び始めて3年になります。今回、個人投資家と企業をつなぐメディア「ジャパニーズインベスター×ハナミラ」のコラボ企画として、「ハナミラレポーター」として日経・東証IRフェア2025に参加してきました。
日経・東証IRフェアは、上場企業が一堂に会し、事業内容や今後の戦略を個人投資家に直接伝える場。会場全体が熱気に包まれ、未来を担う企業たちの声が飛び交っていました。投資初心者の私にとっても、一歩先の世界を肌で感じられる貴重な学びの機会です。
そんな臨場感あふれる空間に突撃取材に行ってきました!
「推し活投資」とは──女性投資家コミュニティ発の投資スタイル
私が所属するハナミラでは「推し活投資」という言葉を大切にしています。アイドルを応援するように、社長や企業を応援する投資スタイル。数字やチャートだけでなく「この会社を、社長を応援したい」という気持ちを重視する投資のかたちです。
今回の日経・東証IRフェアでは、そんな推し活投資の視点で巡ったからこそ出会えた企業がありました。それが「株式会社TAKARA&COMPANY(証券コード:7921 以下、TAKARA&COMPANY)」です。
資産形成を学ぶなかで知った決算短信の面白さ
投資を始めてから、決算短信や決算説明資料の存在を知りました。最初は数字の羅列ばかりで無機質に見える書類に見えましたが、読み慣れていくうちにテンプレートがあるからこそ会社ごとの個性が見えてくると気づき、今では短信を読むのが好きになりました。
そして、この形式そのものも先人たちの工夫や知恵の積み重ねで今の形になったのだろうと想像しました。そう思うと数字の奥に“人の努力”が見えてきて、決算資料に親しみを感じるようになりました。
IR担当者と触れ合って実感した「企業は人」
IRセミナーや株主総会に参加するうちに、IR担当者と直接お話しする機会も増えてきました。そこで感じたのは、IRの仕事は数字を伝えるだけではなく、人の思いを届ける営みだということです。
「法人格」という言葉がありますが、今回のIRフェアの場で多くの企業に接してみて、企業はやはり“人”であり、“人の営み”でできているのだと実感しました。説明してくれる社員の方、熱意を持って語る社長、その一人ひとりが企業を形づくっている。当たり前のことかもしれませんが、直接触れることでその思いをさらに強くしました。
投資初心者の私が出会った縁の下の力持ち──TAKARA&COMPANY
そんななか出会ったのがTAKARA&COMPANYです。
私たち投資家が日常的に目にする決算短信や統合報告書。これらを実際に作っている方をサポートする“裏方の企業”だと知り、そんな企業があるのか!と大きな驚きがありました。
誤字ひとつで大量の資料を直す必要がある開示の現場。そこを効率化するシステムを提供し、企業を支えている、まさに縁の下の力持ち。一見地味に見えても、投資家と企業をつなぐ不可欠な存在。こういう会社があるからこそ私たちは安心して資産運用ができるのだと気づきました。
社長や社員から伝わる「投資家への思い」
ブースではTAKARA&COMPANYのグループ会社の社長ともお話しする機会をいただきました。個人投資家に向けた会社説明を聞いても上手く質問できなくて……と相談したら、「質問がなければ応援の言葉をぜひ」と声をかけられました。企業は個人投資家の声を待っているのだと教えていただき、胸が温かくなりました。
社員の方々からも「企業と投資家をつなぎたい」という強い思いが伝わってきました。特に「女性投資家に応援してほしい」という言葉は印象に残りました。一昔前なら、企業は義務を果たすだけでよかったのかもしれませんが、今は個人投資家や海外投資家との「対話」が大切な時代。その新しい使命に真剣に取り組む姿に、未来への広がりを感じました。
投資家としての気づきと資産運用の学び
TAKARA&COMPANYを知ったことで、投資初心者の私にとっても大きな気づきがありました。統合報告書の重要性を知り、財務と非財務を合わせて伝える新しい価値観に触れました。また、AIや機械翻訳と競合するのではなく共存を目指す姿勢にも、安定感と未来への期待を覚えました。
投資を始めてから自分の世界が広がっていくのを日々実感していますが、今回の出会いもその広がりのひとつ。普段なら知り合えない人や企業とつながり、応援したい会社がまたひとつ増えました。
女性投資家として「応援する投資」の可能性
TAKARA&COMPANYの方々からは、企業と投資家をつなぐ使命に静かに、しかし確かな熱意を感じ、応援したい!と心から思いました。
表舞台に立つ会社を推すのも楽しいですが、こうした裏方を担う会社を推すのも投資の醍醐味。テクノロジー系に弱い私は、このような陰の立役者にこそ惹かれてしまうのだと改めて実感しました。
推しが増えるたびに、「日本も捨てたものではない」と思える。投資初心者の私にとって、資産形成や資産運用の学びとともに、心が豊かになる体験でした。
ハナミラについて

「未来デザイン×資産運用アカデミー ハナミラ」は、株式投資を中心に、女性が自分らしい人生と資産形成を両立するための実践型スクールです。20代〜60代の幅広い世代が在籍し、累計受講者は1,200名以上。生活に根ざしたサービスや、信頼できる経営者などから企業を見つける「推し活投資」を通じて、楽しみながら銘柄分析や売買タイミングの判断力を養えます。初心者でも一歩ずつ投資判断力が身につくカリキュラムとコミュニティが特長。日本女性が経済的に自立することで、日本企業と社会にも資金が循環する——そんな未来の実現を目指しています。
ハナミラ公式サイト
ハナミラかずよ
ハナミラ歴3年。女性投資家コミュニティ「ハナミラ」で日々投資を学びながら、個別株やテーマ株に挑戦中。投資スタイルは「推し活投資」。アイドルを推すように、社長や企業を応援する目線を大切にしています。研究機関で働いていることから、ものづくりやテクノロジーに弱いタイプ。世の中を変えてくれそうな技術をもつ会社に出会うと、つい応援したくなる。推しが増える一方で日本も捨てたものじゃないと実感中。

